コンビニでお弁当、ドラックストアで日用品、スーパーで食品を購入、日常の中で何かとお買い物の機会があるもの。そんなお買い物のたびにもらうのがレシート。ふとお財布の中にレシートが貯まっているのを見つけてうんざりした気分になる人も多いのではないでしょうか?
そんな「レシート」を使ってできるポイ活があることをご存じですか?
最近、毎日のお買い物でちょっとしたお小遣い稼ぎができる「レシートアプリ」が最近注目を集めています。
お買い物でもらうレシートをそのまま捨ててしまうという方も多いですが、レシートアプリを使えば、そんな捨ててしまうレシートを使って簡単にお小遣い稼ぎができちゃいます。
手軽に始められてコツコツとポイントが貯められるので、スーパーやコンビニを毎日のように利用する方にとってもおすすめです。
そこで今回は人気のおすすめレシートアプリについて詳しく紹介していきます!
「レシートアプリって安全なの?」「どうやって稼ぐの?」といった疑問にも答えていくので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
この記事は下記のような人におすすめです!
- レシートアプリでポイントをお得に貯めたい
- おすすめのレシートアプリを知りたい
1. レシートで稼ぐ!レシートアプリとは?
「レシートアプリ」とは、お買い物でもらうレシートをスマホカメラなどで撮影して、アプリ内に送信することでポイントや現金がもらえるというサービスです。
基本的にはどのお店でもらうレシートも買取の対象になっているので、お買い物をするときにレシートを撮影して送信する癖をつけるだけで簡単にお小遣い稼ぎができてしまいます。
しかし「レシートの画像を送信するだけでなぜポイントがもらえるの?」「それって怪しくないの?」といった疑問を持たれるかもしれません。
ここではまず最初にレシートアプリの主な仕組みやポイントがもらえる理由、安全性について詳しく解説していきます。
レシートアプリがどのようなサービスなのか明らかにしていきましょう。
1-1 どうしてレシートで稼げるの?
「レシートの画像を送信するだけなのに何でポイントがもらえるの?」と疑問に思う方は多いですよね。
その疑問の答えを簡単に説明すると「利用者のお買い物情報を提供する対価としてポイントがもらえる」からです。
企業にとって私たちがお買い物した際にもらうレシートは、消費者の購買行動を示す重要な情報源になります。
レシートのデータを集めれば集めるほど、購買情報が蓄積されていき、マーケティングや商品開発などに役立てられていきます。
アプリ内で年齢や性別を設定されていれば、属性別の購買データなども明らかにできるでしょう。
レシートアプリでは、このような購買データを集め、分析した結果などを企業に売ることで利益を得ており、アプリの利用者は企業にとって価値のある情報を提供することで、ポイントがもらえるという仕組みになっています。
- アプリの利用者:購買データの提供で対価がもらえる
- レシートアプリの運営会社:購買データの販売で利益が得られる
- 各企業:購買データが手に入る
「ユーザー」「アプリ」「企業」の3者がそれぞれメリットを得る形の関係性を築いたサービスと言えますね。
1-2 簡単!レシートで稼ぐ流れとは
それでは、レシートアプリを使って稼いでいく流れを見ていきましょう。
アプリによって細かい操作は異なりますが、大まかな流れとしては以下のようになっています。
- お買い物をしてレシートをもらう
- レシートをアプリ内で撮影する
- 購入した商品のバーコードを読み取る
- 送信されたデータがアプリ側で審査される
- ポイントゲット
用意するのはお買い物時にもらうレシートと購入した商品、スマホの3つです。
レシートの撮影と商品バーコードの読み取りによって、購入内容の照合を行っていき、不正などがなく正常に処理された場合にポイントが付与されます。
スマホカメラでレシートを撮影するときには、お店の名称や電話番号、購入金額などが識別できるようにしてください。
レシート全体を収めた上で文字がクッキリと読める程度に撮影するのがポイントです。
また、商品を開封した後だとバーコード部分が破れて読み取りができない可能性もあるので、レシートアプリを使うのはお買い物の直後がおすすめです。
1-3 注意点はある?安全に使うために
「レシートを送るだけでポイントがもらえるって怪しそう」「個人情報とか大丈夫?」などと不安に思っている方も多いでしょう。
いくら不要なレシートでお小遣い稼ぎができるからといって、「うまい話には裏がある」と疑う気持ちにもなってしまいますよね。
しかし、基本的にレシートアプリは安全に使えるサービスです。
先程も解説したように、レシートアプリはただレシートの画像を集めてポイントや現金を付与するだけのサービスではなく、レシートを通じて購買情報を収集し、企業などにデータを売って利益を得ています。
アプリのユーザーは情報提供の対価としてポイントや現金を得ているので、仕組みとして怪しい点は全くありません。
さらに、レシートに記載されている情報だけでは個人の特定はできませんし、レシートの情報は統計処理されるため個人のデータとしては記録されません。
どうしても心配だという方は、レシートアプリに直接問い合わせてみたり、プライバシーポリシーをチェックしたりして、利用前に疑問を解消しておくのがおすすめです。
2. 最新!おすすめレシートアプリをご紹介
ここからは人気のレシートアプリを紹介していきます。
今回ピックアップしたのは以下の7つです。
- ONE
- CODE
- Rakuten Pasha
- レシーカ
- CASHb(キャッシュビー)
- powl
- CASHMART
各レシートアプリごとに特徴があるので、1つずつ比較していきながら自分に合うアプリを選んでみてください。
また、紹介するレシートアプリはすべて無料で利用することができます。
それでは、おすすめのレシートアプリについてサービス内容や主な機能などを詳しく見ていきましょう!
2-1 ONE
「ONE」は、指定された商品のレシート画像を送信するだけでお金がもらえるアプリです。これまでのレシート買い取り額はなんと累計10億枚!
※以前はレシートの内容を問わずに買い取ってもらえましたが、2024年6月現在は、特定の商品を購入したレシートの買取に変更されています。
「ONE」のアプリ内では「ミッション」が開催されていて、指定された商品を購入しレシートを送信することでお金が得られる仕組みになっています。
レシートアプリの中には商品のバーコードスキャンが必要な場合もあるのですが、ONEはレシートを撮影して送信するだけ!とってもシンプルです。
「ミッション」参加~買取の流れは以下のとおりです。
「注意事項」、「参加条件」にはレシートを買い取ってもらうための説明がまとまっていますので、必ず確認するようにしましょう。
「レシートアプリは使ってみたいけど手間がかかるのは面倒」という人は、レシートを撮るだけで現金がもらえるONEがおすすめです。流れがシンプルなので、習慣化もしやすいですよ!
2-2 CODE
「CODE」は、お買い物でもらったレシートの撮影と商品バーコードの読み取りでTAMARUポイントがゲットできるサービスです。
CODE内で①商品バーコードと②レシートをスキャンし、お買い物登録すると「バーコードチャンス」というミニゲームに参加できます。ミニゲームには登録したバーコードの数だけトライが可能。バーコードチャンスの結果に応じてポイントが貰えるという仕組みになっています。1回のバーコードチャンスで最大5,000ポイントが当たることも!
貯めた「TAMARUポイント」は、1ポイント=1円相当で提携サービスのポイントに交換が可能です。交換手数料が無料なのも嬉しいポイントですね!
さらに、購入した商品によってはアンケートに答えることで追加ポイントがもらたり、レシートの送信によって獲得できるラッキーエッグによってもポイントがゲットできたりします。
また、TAMARUポイントとは別に「CODEコイン」というアプリ内ポイントも獲得することができます。「CODEコイン」を集めると懸賞に応募することもできます。対象商品を購入してレシートを送信すると通常よりも多くのポイントをゲットできるので、アプリ内をチェックしてみてください。
CODEコインの特徴は、アプリ内に家計簿機能も備わってること。レシートをスキャンすることで、自動的に支出情報がカレンダーとグラフに登録されていきます。レシートやバーコードにない支出も登録が可能で、レシートでお小遣いを稼ぎながら支出の管理ができて便利です。
2-3 Rakuten Pasha
Rakuten Pashaは、楽天が運営するサービスのレシートアプリで、特に楽天ユーザーの方におすすめとなっています。
Rakuten Pashaには、「クーポン」と「きょうのレシート」という2つの機能が搭載されていて、それぞれの方法で楽天ポイントをお得にに獲得することができます。
「クーポン」機能では、アプリから日替わりのクーポンを獲得することができ、お店で対象の商品を購入後、下記のいずれかの方法で申請すると楽天ポイントが獲得できます。
通常申請
クーポン対象商品を購入後、レシートを撮影し送信する
らくらく申請
クーポン対象商品の購入時に、楽天ポイントカードを提示して購入する
※利用にあたっては「らくらく申請」の対象店舗でのお買い物が必要です
「きょうのレシート」では、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなど対象のお店で購入したレシートをその日のうちに撮影して送ると、楽天ポイントやPasha抽選会で使える抽選チケットが獲得できます。
「きょうのレシート」の対象となるお店の業態は以下のとおりです。すべての店舗が対象になるわけではないため、その点に注意しましょう。
対象となる業態
- スーパーマーケット
- コンビニエンスストア
- ドラッグストア
- ディスカウントストア
- ホームセンター
※日本国内に限ります
また、レシートを購入当日の23:59までに送信する必要があるのも注意が必要なポイントです。余裕をもって申請を行うようにしましょう。
Rakuten Pasha レシート送信で楽天ポイントもらえる
2-4 レシーカ
「レシーカ」は、お買い物でもらったレシートを送信することでVポイントがゲットできるサービスです。
普段の生活でVポイントを貯めている方におすすめのアプリとなっており、またシンプルで分かりやすい操作感が特徴となっています。
なお、レシーカではポイントを貯める際に以下のようなルールがあります。
登録5日目からのレシート以降が対象となる点がポイントです。なお、5日目までの登録は、月間の合計登録数でカウントされているため、毎日連続で登録しなくてもOKです。
毎月20日以上、レシート(本日を含む7日以内に発行されたもの)を登録すると「ボーナスポイント」ももらえます。
また、レシーカには「レシーカランク」と呼ばれるランク制度があり、20日以上登録の連続達成月数によって変動します。ランクによって獲得できるボーナスポイントも変動するため、積極的に達成を狙ってみましょう。ランクごとの獲得可能なポイント数は下記のとおりです。
レシーカランク | 20日以上連続登録月数 | ボーナスポイント |
---|---|---|
ゴールド | 3か月以上 | 10ポイント |
シルバー | 2か月 | 3ポイント |
ブロンズ | 1か月 | 1ポイント |
レギュラー | 条件未達成 | 0ポイント |
そのほか、アプリ内には家計簿機能もあるので、日々の支出を管理しながらお得にVポイントを貯めることができるでしょう。
初めての方でも使いやすいのが特徴なので「レシートアプリって何?」という初心者の方でも簡単に操作できます。
アプリ内の壁紙を変えて自分の好みにあるアプリにカスタマイズできるなどの遊び心もあり、使えば使うほど愛着が湧くアプリです。
お買い物レシートでVポイントが貯まるアプリ「レシーカ」 Tサイト
レシーカのVポイントが貯まるアクション/ポイントの貯めかたについて教えてください | Tサイト[Vポイント/Tカード] -よくあるご質問・お問い合わせ
2-5 CASHb(キャッシュビー)
「CASHb」は、2016年から運営されているレシートを現金に換えられるアプリです。
日々のお買い物でもらうレシートによって「CB」と呼ばれるポイントが貯まっていきます。貯まったCBはコンビニや銀行口座で現金に交換することが可能です。
CASHbの魅力は、なんといっても手数料ゼロで現金にできること!細かい目減りもなく、とってもお得です。
基本的な使い方は下記のとおりです。
冷凍食品やアイス、チョコレートなどの対象商品を購入すると、通常よりも多くのCBがもらえるキャンペーンも実施されています。
牛乳やパンなど、日常的な商品も対象になっているため、毎日のお買い物をよりお得にできること間違いありません。
公式InstagramにCBアップ対象商品が紹介されているので、アカウントをフォローして最新情報をチェックしてみてください。
2-6 powl
「powl」は、アンケートの回答やレシートの画像をアップすることでポイントを貯めることができます。
レシートでポイントを貯める方法は、対象商品を購入し、その際のレシートの画像とアンケートに回答することで、ポイントが還元されます。あらかじめ対象となる商品が決まっているため、その点がポイントです。
また、利用人数に制限があり人気の商品はすぐに終了となってしまうことも。習慣的に利用し、利用できる商品があるかチェックしてみましょう。
その他、アプリ内には、ゲームのカテゴリもあり、ミニゲームで遊ぶことでもポイントを貯めることができます。
また、貯まったポイントは50円から交換でき、交換先にはamazonギフト券やミスドギフト券などがあります。
一点、「powl」で貯まったポイントは1ポイント=0.1円なため、注意してください。
他にも、アプリ内ではお得なクーポンも配布されていますので、ぜひ利用してみてください。
powl(ポール)
App Store | Powl(ポール)- 簡単アンケートでポイ活!ポイントアプリ
Google Play | ポイントでお小遣いを稼ぐ・貯めるならPowl(ポール)
2-7 CASHMART
「CASHMART」は、レシートの写真を撮ることでお金が貯まるアプリです。
また、レシートの他、冷蔵庫の写真やランチの写真を撮ることでもお金を貯めることができます。
レシート以外にも身の回りの写真を買い取ってもらえるのが嬉しいポイントですね。
さらに、CMを見ることで「キャッシュマートガチャ」に参加でき、最大で1,000円獲得できるチャンスもあります。
そして、貯まったお金は、Amazonギフト券やサーティワンギフト券などに交換することが可能です。
他にも、アプリをインストールし、条件に達成することでもお金が貯められるので、ぜひチェックしてみてください。
App Store | CASHMART-レシート撮影でお金がもらえる買取アプリ
Google Play | CASHMART-レシート撮影でお金がもらえる買取アプリ
2-8 クラシルリワード
「クラシルリワード」には広告の利用や歩いて貯める機能など、複数の方法でポイ活できるアプリです。「クラシルリワード」にはレシートを買い取ってもらえる機能もあり、それぞれ下記の方法で利用できます。
レシチャレ
- 指定された商品の購入でコインがGETできる
- 商品が指定される代わりに獲得できるコインが高額
毎日レシート
- 購入から2ヶ月以内のレシートであれば店舗を問わず買い取ってもらえる
- 1日5枚まで買い取ってもらえる
- 買取価格は15コインで、広告を再生すると60コインもらえる
注意点として下記のような気まりがあげられます。ルール違反が複数回確認された場合はアカウント停止となる可能性も。利用の際はルールに沿って適切にレシートを送信するようにしましょう。
- 1度送信したレシートを再度利用するのはNG
- 複数のレシチャレに参加する場合、商品に応じてレシートを分ける必要がある
- レシチャレには「店舗」が指定されている場合があるため注意する
2-9 レシートアプリのまとめ
以上、主要なレシートアプリをご紹介してきました。
同じレシートアプリといっても、ポイントの貯め方や対象となるレシートなどに違いがあるため、ご自身にあったアプリから始めてみるのがおすすめです。
シンプルにレシート撮影で貯めたい!という方には、商品バーコードのスキャンが必要ないタイプがおすすめです。また、楽天ポイントやVポイントなど、すでに注力して貯めている共通ポイントがある方は、Rakuten Pashaやレシーカを検討してみてはいかがでしょうか。
3. レシートアプリの注意点
レシートアプリを使うときには、アプリ内で禁止されている行為をしないように注意してください。
例えば、以下のような行為は規約によって禁止されていることが多いです。
- 同じレシートをアプリ内で何度も送信する
- 家族や友達でレシートを使い回す
- 複数アカウントを作って同じレシートを送信する
早くポイントを貯めたいという気持ちが先行して、ついついやってしまいそうになりますが、レシートアプリ側からしてみれば購買情報が欲しいのに上記のようなデータは当然ながら役に立ちません。
規約に違反する行為が繰り返された場合、アカウントが停止されることも考えられますし、これまでコツコツ貯めてきたポイントが失効するかもしれません。
レシートアプリを利用するときは、アプリ内の利用上のルールをよく確認した上で、ルールに違反するような行為をしないように注意してください。
4. 複数のレシートアプリを使ってお得に貯めよう!
同じレシートを1つのアプリで繰り返し送信したり、友人や家族と使い回したりするのはNG行為ですが、「1つのレシートを複数のレシートアプリに送信する」のはOKです。
1つのレシートを複数のレシートアプリに送っても、データとしてノイズになることはありません。
アプリによっては対象商品が決まっている場合もありますし、一方のアプリでは通常ポイントしかもらえないけど、もう一方のアプリではボーナスポイントがもらえるといったケースも考えられます。
複数のレシートアプリを併用することで、ポイントが貯まるペースを何倍にも早めることができますし、各アプリの特徴を活かしながら効率よくポイントを貯めることができるのでおすすめです。
まとめ レシートで簡単にコツコツ貯めよう!
レシートアプリの仕組みや使い方、おすすめのレシートアプリについて紹介していきました。
もちろんレシートアプリで稼げるお金は小額ではありますが、手軽に始められて面倒な手間が必要なくお小遣いが稼げるのは魅力的ですよね。
レシートアプリの中にも、レシートを送信するだけのシンプルなサービスから、ゲーム性の高い機能や家計簿機能を備えているサービスなど、さまざまな種類があります。
各レシートアプリを比較していきながら、自分が使いやすいものや自分が貯めているポイントに合わせて利用するレシートアプリを決めて、コツコツとお小遣いを貯めてみてください。