みなさん「LINE」って使っていますか?LINEは現代において、使わない日がないという人も多いでしょう。それほどLINEは、日頃の連絡ツールとして、私たちの生活の身近な物になっています。
そのLINEの機能の中に、LINEギフトというものがあるのはご存じでしょうか。LINEギフトとは、ちょっとしたお祝いや日頃の感謝を伝えたいときなどさまざまなシーンで活用することができる非常に便利な機能です。
ここでは、そんなLINEギフトの送り方や受け取り方、そしてLINEギフトのメリットやデメリットについても解説していきます。
この記事は下記のような人におすすめです!
- lineギフトの概要を知りたい
- 贈り方、受け取り方法を知り、lineギフトを利用してみたい
1 LINEギフトとは
LINEギフトとは、LINEの機能の一つで、トークルームの中で特定の人にギフトカードや商品の引換券を送ることができる機能です。普段のちょっとした感謝の気持ちを伝えたいときや遠くにいる親戚や友人にプレゼントをしたいときなどさまざまな場面で活用することができます。
特にコロナ禍になってからは、在宅ワークを導入する企業も増えました。その中で、会社の同僚にちょっと仕事で助けてもらったお礼などを今までであれば、コンビニや自販機でジュースを奢るなどとお礼を形にしていた人も多いのではないでしょうか。しかし、今はそれができません。そんなときに、LINEギフトであれば離れていても、ちょっとしたギフトを送ることで、感謝の気持ちを形にすることができます。
LINEギフトには、電子引換券などを送るeギフトと、実際に相手の住んでいる場所に送る配送タイプの2種類があります。配送タイプのギフトについては、相手の住所がわからなくても送ることができる仕組みがあり非常に便利です。
1-1 LINEギフトで購入できるもの
LINEギフトでは、さまざまなものを送ることができます。スターバックスコーヒーやサーティーワンアイスクリームなどのギフト券などはもちろん、コンビニで特定の商品が交換できる引換券などちょっとしたお礼やお祝いに贈れるお手軽なギフトもたくさんあります。
また、カタログギフトや雑貨、家電といった友人への結婚祝いや、出産祝いなど、ちょっとしたギフト券では、少し物足りないようなお祝いの際にも選べる商品がたくさんあります。
結婚祝いや出産祝いなどの節目でのお祝いは、普段なかなか会えない遠くにいる古い友人や親戚には、簡単に渡すことができません。しかし、LINEギフトを使えば、いつでも簡単に、幅広い商品の中からお祝いの商品を選んで、相手に送ることができます。
商品を探す上でも、結婚祝い用や出産祝い、ちょっとしたお礼になど、シーン別の検索が可能になっているため、お目当ての商品を簡単に見つけることができます。
1-2 LINEギフトの支払い方法
商品を選んだら、後は支払い方法を選んで送信すれば、ギフトが送れます。支払い方法には、LINEPayやPayPayなどのQRコード決済やクレジットカードで決済を行うことができます。また、クレジットカードは一度情報を入力すれば、次回からの入力は不要になるので、スムーズに決済を済ませることができます。
さらに、キャリア決済にも対応していて、ドコモ払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いの大手3キャリアの携帯料金とまとめての支払いができます。しかし、キャリア決済を選択すると手数料として商品代金の5%が上乗せされて請求がくるので注意しましょう。
また、ポイントサイトで貯めたポイントをLINE Payに交換してLINEギフトを購入することも可能です。例えば、ポイントサイトワラウでは、アンケートの回答やポイントサイトを経由してのショッピング、クレジットカードの発行などを行うことでポイントを貯めることができます。
そうやって、ポイントを貯めてLINE Payに変換し、LINEギフトを送れば、自分の手出しはなしで、相手にギフトを送ることができます。
1-3 LINEギフトの送り方
LINEギフトの送り方には、大きく分けて2種類あります。一つは、LINEのトークルーム上で電子チケットを送ることができるeギフトで、もう一つは、郵送で送りたい相手の住んでいる場所まで送ることができる配送ギフトです。
自分がeギフトにするか配送ギフトにするかを選べるのではありません。選んだ商品によって、eギフトなのか配送ギフトなのかが決まっています。eギフトの場合は、ギフトを選び決済を行えば、LINEのメッセージのようにその場ですぐにギフトを送ることができます。
しかし、配送ギフトの場合は、注文をした瞬間に相手に届けることはできないので、素早く相手に届けたい場合は、eギフトの中から商品を選ぶといいと思います。
2 LINEギフトを受け取る方法
ここまで、LINEギフトで選べる商品や決済方法、送り方について解説をしてきました。
ここからは、自分が送ったLINEギフトをどうやって相手が受け取るのか、また自分がLINEギフトを送られたときにどうやって受け取ればいいのかがわかるように、LINEギフトの受け取り方についての解説をしていきます。
2-1 LINEギフトをeチケットで受け取る方法
相手から送られてきたeギフトで受け取る手順について解説していきます。
- トークルームで相手から送られてきたメッセージの「LINEギフトを受け取る」をタップする。
- 対象店舗に行き商品を手に取ってレジに並ぶ。
- 画面に表示されたバーコードやQRコードをレジで提示する。
という3ステップで受け取りから利用までを行うことができます。
コンビニなどで商品と交換できる引換券の場合、自分が行った店舗になかった場合は交換することができないので注意が必要です。また、スターバックスやサーティーワンアイスクリームで使える「500円券」のような金券はお会計額がその金額に到達しなかった場合は、お釣りが出ないので注意しましょう。最大限使い切りたい場合は、金券の額を超えるように注文し、越えた金額は自分で決済をするといいと思います。
2-2 LINEギフトを郵送で受け取る方法
次に、相手から配送ギフトが送られてきた場合に郵送で受け取る手順について解説をしていきます。
- トークルームで相手から送られてきたメッセージの「LINEギフトを受け取る」をタップする。
- 「配送先を設定」をタップする。
- 受け取りが初めての場合は、「新しい住所を登録」をタップし自分の住所を入力する。
- 入力が完了したら「同意して登録」をタップする。
- 最後に入力事項を再確認し「OK」をタップ。
この5ステップで発送が開始されます。
入力した住所は、ギフトを送ってくれた相手に通知されることはありません。住所を知られるのに少し抵抗のある相手からのギフトでも安心して受け取ることができます。
このように、トークルームから自分の住所を入力するだけで、発送までが完了するので、受け取る側も手間なく商品を受け取ることができます。
3 LINEギフトのメリット
ここまで、LINEギフトの概要や送り方、受け取り方についての解説をしてきました。LINEギフトは、LINEの連絡先を知っている人へなら簡単にそして手軽に、感謝の気持ちやお祝いの気持ちを形にすることができます。
ここからは、遠くにいる人や普段から会えない人にも、いつでもギフトを送ることができるLINEギフトのメリットについて細かく解説していきます。
3-1 スタバやハーゲンダッツのギフトなど種類が豊富
LINEギフトのメリットの一つとして、選べるギフトの種類が豊富だということが挙げられます。
eギフトと配送ギフトの2種類があるため、コンビニやスターバックスで使える引換券などの簡単に使えるものだけでなく、家具やインテリアなどの大きなものも送ることができます。
eギフトは、スターバックスコーヒーやサーティーワンアイスクリーム、ミスタードーナツなどの普段誰もが利用するような店舗の「500円券」といった金券などがあります。また、コンビニで特定の商品を選んで、商品券を送ることができます。
例えば、ビールが好きな会社の上司に対して、コンビニでビールと引換できる引換券を送ることができます。送られた側としては、自分の好みのものが送られてくるのは、自分のことをしっかり考えて送ってくれたのだと思えるので、嬉しいですよね。引換券の価格もコンビニで普通に購入する価格と基本的には同じ価格になります。LIINEギフトを通すことで、手数料として上乗せされるわけではないので安心ですね。
配送ギフトは、家具や日用品、食品などさまざまなものを送ることができます。冷凍食品やワインなどのお酒、お花なども送ることができます。
eギフトで贈れるものは、ちょっとしたお礼や友人などへの誕生日に贈るのにぴったりなものが多いです。しかし、配送ギフトならちょっと高級な食品や、ワインなどの結婚祝いや出産祝い等への贈りものも贈ることができます。
ギフトを選ぶ際も、どんなお祝いで贈るのか、予算はどれくらいかなどの条件を選択して、適切なギフトを選ぶことができます。選べるギフトの幅が広いだけでなく、目的のギフトを素早く選べるのもLINEギフトの大きなメリットだと思います。
3-2 相手の住所を知らなくてもLINEギフトを送れる
LINEギフトは、配送ギフトで相手に郵送で商品を贈ることができます。このとき、遠くにいる親戚なら住所がわかるかも知れませんが、県外にいる古い友人やSNS等で知り合った友人だと、なかなか相手の住所を知っているなんてことはないと思います。
そんな相手にでも、ギフトをメッセージで贈った後に、相手が自分で郵送先の住所を入力することにより相手に発送されます。相手の住所がわからなくても、配送ギフトが送れるのは非常に便利ですよね。
また、相手が入力した住所も自分に通知されることはないので、プライバシーがしっかり守られるのも嬉しいです。
3-3 友達の誕生日を一覧で確認できる
LINEギフトを活用する場面としては、やはり友人の誕生日に贈るeギフトが多いのではないかと思います。私も、LINEギフトを活用するのは、友人の誕生日にスタバのチケットやコンビニの引換券を贈ることが多いです。
また、LINEギフトでは、友人の誕生日をカレンダー形式で確認できます。このカレンダーを確認すれば、友人の誕生日を忘れていても、再確認することができます。
また、自分の欲しいものリストも登録することができます。ギフトを贈りたい友達が欲しいものリストを登録していれば、その中から予算に合った相手が喜ぶものを選ぶこともできます。
3-4 メッセージカードの種類が豊富
LINEギフトを贈るときには、メッセージを一緒に添えることも可能です。せっかくお祝いの気持ちや感謝の気持ちを形として伝えるのですから、やっぱりメッセージの一言は添えたいですよね。
LINEギフトなら、さまざまなシーンに合わせたメッセージカードがたくさん用意されています。それを自分でデザインし、メッセージを添えてギフトを贈ることができます。また、写真も添えて贈ることができるので、デザイン性の幅もかなり広いです。誰でも、自分だけのメッセージカードを簡単に作ってギフトに添えることができるのは嬉しいですね。
LINEのトークルーム上では、写真入りのメッセージカードは表示されませんので、メッセージ上で表示がなくても、相手がギフトをタップすれば、しっかりと表示されるので安心してください。
このメッセージカードを使って一言添えることで、より相手に気持ちが伝わるのではないでしょうか。
3-5 LINEギフトはLINEポイントで購入可能
LINEギフトは、LINEポイントでも購入が可能です。自分で貯めたポイントで、誰かに感謝の気持ちやお祝いの気持ちを伝えるのもいいですが、このLINEギフトは自分に贈ることもできます。
LINEポイントでも購入ができるので、ポイントを消費したいときにも、自分にeギフトや配送ギフトを贈ることで、ポイントで商品を購入することができます。
ポイントを使わなくても、ボーナスが入ったときなどに、自分へのご褒美として、LINEギフトで自分の欲しいものを自分に贈ってみるのもいいですね。
LINEギフト公式サイト│よくある質問│ Q. LINEギフトの支払いは何が使えますか?
4 LINEギフトのデメリット
ここまで、LINEギフトの使い方やメリットについて、順に解説をしてきました。
LINEの連絡先さえ知っていれば、住所がわからなくても、誰にでもギフトを手軽に送れるLINEギフトですが、そんなLINEギフトにも、デメリットや使用する上での注意点があります。
ここからは、そんなLINEギフトのデメリットや注意点について解説をしていきます。
4-1 受け取り期限・有効期限がある
誰にでも簡単にそして手軽に送れるLINEギフトですが、贈ったギフトには受け取り期限や有効期限があります。
普段やり取りをしている同僚や友人なら問題ないのですが、長いこと連絡を取っていない友人やスマートフォンの使い方があまりわかっていない高齢の親戚などに贈るときには注意が必要です。
なかなかメッセージを読んでもらえなかったり、贈っても使ってもらえなかったりするかもしれません。メッセージを贈る際には、アカウントが変わっていないかを事前に確認をしたり、ギフトを贈った際に、一言有効期限がある旨をメッセージで添えるといいと思います。
せっかく贈ったギフトが使ってもらえないと、自分の気持ちが無駄になってしまうので、ギフトの有効期限には十分に注意しましょう。
5 LINEギフトのキャンペーンもチェック
ここまで、LINEギフトのメリットや注意点について解説をしてきました。
LINEギフトは、選べる商品も豊富であり、どんな人にも簡単に感謝の気持ちや、お祝いの気持ちを形にすることができます。
また、友達の誕生日カレンダーの機能があったり、お祝いのシーンや予算に合わせてギフトを検索したりできるので、目当ての商品を素早く見つけることができます。
さらに、キャンペーンとして、ギフトを贈ることでLINEスタンプがもらえるなどのキャンペーンやLINEギフトで使えるクーポンが配布されていることもあります。
詳しくは、公式ホームページでチェックしてみてください。
ぜひ、LINEを連絡の手段として使うだけでなく、誰でも便利に使えるLINEギフトを一度使ってみてはいかがでしょうか。