自宅や指定した場所に食事などを届けてくれるデリバリーサービス。料理を作りたくない日や、いつもと違うものを食べたい時など、その日の気分に合ったものを届けてくれるのはとても助かりますよね。
この記事では、おすすめのデリバリーサービスについてジャンルごとに紹介していきます。それぞれの特徴やメリット・デメリットも紹介するので、デリバリーを注文する時の参考にしてみてください。
この記事は下記のような人におすすめです!
- おすすめのデリバリーサービスを知りたい
- 各サービスごとの特徴や違いを知りたい
1 デリバリーサービスについて
「デリバリーサービス」とは、スマートフォンのアプリなどで注文があった料理などを顧客の家や指定の場所まで、指定された時間に届けるサービスのことです。昔ながらの「出前」とは違い、さまざまな飲食店と不特定の顧客をつなぐというのが特徴。フードデリバリーサービスは、コロナ禍において家で過ごすことが多くなったことにより、一気に広がりました。
「Uber Eats」や「出前館」はすっかり定番になりましたが、マクドナルドやほっともっとなど有名チェーン店でも独自にデリバリーサービスを行っているので、どんどん便利になっています。
デリバリーサービスは、家にいながら様々な店の料理を気軽に食べられ、届く時間がわかるので時間の調整がしやすいことがメリット。また、ホームパーティーなどで活用すればホスト役も準備に追われることなく一緒に楽しめるのもうれしいですね。
しかし、アプリ上の写真と違った料理が届いたり、思ったより高くついたり、というのがデメリット。しっかり見極めて注文したいものです。
2 おすすめのデリバリーサービス【総合型】
デリバリーサービスについて、メリットやデメリットも含めて分かりました。ここからは、複数のお店の中から選択して商品を注文することができる総合型のデリバリーサービスの中から、おすすめのサービスを紹介します。利用方法などもチェックして自分に合ったサービスを選びましょう。
2-1 出前館
出前館は100,000店舗以上の飲食店が登録している、店舗数国内最大級の総合型デリバリーサービスです。日本ではUber Eatsと並び、有名なデリバリーサービスとして知られてます。利用方法は、webサイトまたはスマートフォンのアプリからお店と料理を選び、注文手続きに進むだけです。
〈出前館のメリット〉
- お届け予定時刻通りに、変動することなく届けてくれる
- 1,500円以上の注文で配送手数料が無料になる店舗が多い
- LINEポイントが貯まるので、貯まったポイントはLINEの提携サービスで使える
- 現金引換えやクレジットカード、携帯キャリア決済、paypayなど決済方法の選択肢が多い
- アプリの操作が簡単で使いやすい
〈出前館のデメリット〉
- 最低注文金額が設定されている(出前館は複数人(家族・友達)で頼む場合に向いている)
- 店舗によっては少額(約799円以下)の注文ができない場合がある
2-2 Uber Eats
Uber Eatsは出前館と並び有名な総合型のデリバリーサービスです。利用方法は出前館とほぼ同じですが、注文金額によってどちらがお得になるのか異なるので、両方を上手に使い分けると良いでしょう。
〈Uber Eatsのメリット〉
- 最低金額がない(少ない注文をする時にはUber Eatsがおすすめ)
- 月額 498 円で利用できるサブスクサービス「Eats パス」があり、何度注文しても配達手数料が0円になる
- エリアは限定されるがテイクアウトにも対応している
- ローソンやファミリーマートなどの日用品や医薬品もデリバリーできる
〈Uber Eatsのデメリット〉
- サービス料(10%)がかかる(上限金額350円)
- 領収書の宛名は登録しているアカウントの名義になり、宛名変更は基本的には対応していない
- 接客や商品の状態に当たりはずれがある
Uber Eats 日本 | 料理の配達とお持ち帰り – 近くのレストランからオンラインで注文
2-3 Wolt
Wolt(ウォルト)はフィンランド初のフードデリバリーサービス。日本では「DoorDash(ドアダッシュ)」ブランドで運営していましたが、2022年9月から「Wolt」ブランドに統一しました。他の大手デリバリーサービスと比べ、地元で人気の名店やおしゃれなお店など、個人経営の飲食店が多いことが特徴です。おもてなし精神を重視していて加盟店、配達員に審査があるので、一定以上の品質のサービスを提供していることも魅力でしょう。
〈Woltのメリット〉
- 個人店の登録が多いので、他のサービスでは利用できない店舗に出会える
- 配送中のトラブルに1分以内で対応するなど、サポート体制がしっかりしている
〈Woltのデメリット〉
- 出前館やUber Eatsと比べると対応エリアが少なく、加盟店数も少ない
Wolt ウォルト: フードデリバリー/食料品や日用品も – 日本
2-4 Menu
menuはデリバリーもテイクアウトも楽しめるフードアプリ。都市部を中心に全国約91,000店舗が登録していて、デリバリーエリアを順次拡大中。お店の種類の選択肢が多いことが特徴です。
〈menuのメリット〉
- 行列店や有名店、高級店も加盟している
- 全国展開している有名チェーン店が幅広く揃っている
- 独自のサブスクサービス「menu pass」で基本配達料300円が無料になるなど、様々な特典を受けられる
- 2店舗同時に注文すると配達料がお得になる
- 食料品などもデリバリーしてくれる
〈menuのデメリット〉
- 都市部の限られたエリアしか利用できない
- 「menu pass」で無料になるのは基本配達料300円のみで、それ以上の場合は別料金がかかる
menu(メニュー)|グルメや日用品・食料品が注文できるデリバリー・テイクアウトアプリmenu(メニュー)
menu pass|グルメや日用品・食料品が注文できるデリバリー・テイクアウトアプリmenu(メニュー)
2-5 DELIS
DELISでは30を超えるデリバリーブランドからお料理を注文して届けてもらえます。デリズオリジナルブランドのほか、有名店監修ブランドなど独自のメニューを取り揃えているところが魅力です。また、注文時に独自ポイント(デリ)の付与や会員ランク制度など、一般的なデリバリーサービスと比較して利用に応じた還元が多いことも特徴。後払いにも対応しています。
<DELISのメリット〉
- 注文時に1ポイント1円で利用可能な独自ポイント(デリ)が貯まる
- 会員ランク制度があり、利用するほどお得になる
- お誕生日お祝いの特典がもらえる
- 有名店監修ブランドなど独自のお料理が楽しめる
- 後払いに対応している
<DELISのデメリット〉
- 玄関への置き配ができず、対面での受け取りが必要
- 他のサービスと比較すると加盟店が少なめ
3 おすすめのデリバリーサービス【店舗別】
総合型のデリバリーサービスは、加盟している店舗数やお店の種類、サービス内容などさまざまな違いがあることが分かりました。
しかし、デリバリーサービスは総合型だけではありません。さまざまな有名チェーン店が独自にデリバリーサービスを行っているのです。ここからはお店ごとに、おすすめのデリバリーサービスを紹介します。まずは日本食からです。
3-1 銀のさら
銀のさらはお寿司のデリバリーサービス。公式webサイトやアプリ、電話で寿司桶や単品のにぎり寿司などが注文できます。1,500円(税込)から注文可能です。
〈銀のさらのメリット〉
- 注文金額に応じて「デリポイント」が貯まり、次回以降の注文時にポイントを使える
(200円ごとに基本ポイントが1ポイント貯まる。公式webサイトやアプリからの注文は2倍) - 桶の商品はネタの入れ替えやシャリの量の変更が可能
- お寿司だけでなくうな重や竜田揚げ、デザートなども注文できる
〈銀のさらのデメリット〉
- クレジットカードを利用できない店舗がある
- 会員登録をせずに注文する(ゲスト注文)場合、現金での支払いができない
宅配寿司【銀のさら】 | お寿司の出前・デリバリー・配達注文
【銀のさら】デリポイントとは | お寿司の宅配・出前・デリバリー
【銀のさら】メニューを見る(東日本) | お寿司の宅配・出前・デリバリー
3-2 釜寅
釜寅は釜飯のデリバリーサービス。前述した銀のさらと同じ会社が運営していて、同一のID・パスワードでログインすることができます。公式webサイトやアプリ、電話で1,500円(税込)から注文可能です。
〈釜寅のメリット〉
- 釜飯だけでなく、お重や海鮮茶碗蒸しなどのサイドメニュー、クレームブリュレなどのデザートもメニューにある
- トッピング(別料金)をしてオリジナルの釜飯を楽しめる
- ご飯の量が選べる
- 注文金額に応じて「デリポイント」が貯まる。デリポイントは「銀のさら」「すし上等!」と共通なので、貯まったポイントはどのブランドでも利用可能
〈釜寅のデメリット〉
- 容器一式を回収してもらう場合、軽く洗う必要がある
宅配御膳【釜寅】 | 釜めし・御膳釜飯(食事)の出前・デリバリー・配達注文
3-3 ほっともっと
全国的に有名なお弁当の「ほっともっと(Hotto Motto)」もデリバリーサービスを行っています。Uber Eatsや出前館経由でも注文できますが、公式webサイトや公式アプリでも「ネット注文」が可能です。店舗のレギュラーメニューが揃っているので、おなじみの味をいつでもどこでも楽しむことができますよ。注文後、店舗で受け取ることも可能です。
〈ほっともっとのメリット〉
- 「My Hotto Motto」に会員登録すると購入金額100円ごとに1ptからポイントが貯まる
- 店舗と比べ、ゆっくりメニューを選ぶことができる
〈ほっともっとのデメリット〉
- デリバリーに対応している店舗が限られる
- 店舗で購入するより価格が高い
- 最低注文金額は店舗によって異なる
3-4 CoCo壱番屋
人気のカレーチェーン店「CoCo壱番屋」もデリバリーが可能です。公式webサイト、公式アプリ、電話、FAXで注文できます。なお、UberEatsやmenu、Woltからも注文可能です。
〈CoCo壱番屋のメリット〉
- ライスの量や辛さや甘さの度合い、トッピングも自由自在
- サラダやドリンク、デザートなどサイドメニューも充実している
- カレーを注文した場合、プラス105円(税込)でドリンクを注文できる
- ひとつひとつの料理に「不正開封防止シール」が貼っているので安心感がある
〈CoCo壱番屋のデメリット〉
- 配達料が408円かかる
- 配達料に加え、注文商品1品につき追加料金がかかる
3-5 マックデリバリー
言わずと知れた世界的ハンバーガーチェーン「マクドナルド」もデリバリーができます。それが「マックデリバリー」。公式webサイト、公式アプリで注文できます。なお、UberEatsや出前館、Woltからも注文可能です。オーダー受付時間は7:00~23:00となっています。(※店舗によって一部、受付時間が異なります)
〈マックデリバリーのメリット〉
- 基本的にすべてのメニューを注文できる
- 会員登録すれば2回目からは住所等を入力することなく手軽に注文できる
- 玄関先に商品を置く「非接触デリバリー」サービスがある
〈マックデリバリーのデメリット〉
- 注文金額とは別に300円(税込)の配達料がかかる
- 最低注文金額(1,500円(税込))が設定されている(※朝マックは1,000円)
- 会員登録をせずに「ゲスト注文」する場合は、現金払いのみ
マックデリバリー | お店・サービス | マクドナルド公式
マックデリバリー | よくあるご質問 | マクドナルド公式
3-6 モスのネット注文
モスバーガーのデリバリーはUberEatsや出前館でも対応していますが、公式webサイトからパソコンやスマートフォンで注文できます。モスバーガーは注文を受けてから作り始めるので、出来たてのおいしさを楽しめますが、だからこそ待ち時間が長いという面もあります。デリバリーなら届いてすぐに食べられるのがうれしいですね。
〈モスのネット注文のメリット〉
- 全国のモスバーガーで使えるプリペイドカード「モスカード」でネット決済をすると、来店回数や購入金額に応じた「モスカードプログラムランク」により、MOSポイントが付与される。貯まったポイントは次回以降の購入時に利用できる
- ネット注文の限定メニューがある
- じっくり選んで注文できる
〈モスのネット注文のデメリット〉
- デリバリーに対応している店舗が少ない
3-7 KFC Delivery
「KFC Delivery」はケンタッキーフライドチキンのデリバリーサービス。UberEatsや出前館、Woltでも対応していますが、公式webサイトや電話でも注文できます。
〈KFC Deliveryのメリット〉
- 配達料が一律300円なので、他のデリバリーサービスを利用するよりお得になる
〈KFC Deliveryのデメリット〉
- 最低注文金額が設定されている(1,500円(税込))
- 店舗で注文する場合と、商品自体の金額が異なる場合がある
- デリバリーに対応している店舗が少ない
- UberEatsなどと比べて配達時間がかかる場合がある
KFC Delivery|サービス|ケンタッキーフライドチキン
3-8 ドミノピザ
食べ物のデリバリーといえば、昔からおなじみなのはピザですよね。さまざまなピザチェーン店がありますが、中でもおすすめなのがドミノピザです。Uber Eats、出前館でも注文できますが、公式サイトから注文するとお得になる仕組みがあります。
〈ドミノピザのメリット〉
- 最低注文金額の設定がなく、手数料もかからない
- 配達料金が無料
- おひとり様セット(999円(税込)~)が充実しているので気軽に注文できる
- 置き配サービス「Drop & Go」を利用できる
- 配達状況を地図上で確認できる「GPS DRIVER TRACKER」サービスがある
〈ドミノピザのデメリット〉
- お持ち帰りの場合はピザ価格が半額になるので、割高感が否めない
お気軽デリバリー|ドミノ・ピザ
お持ち帰り半額™ |ドミノピザ
まとめ
おすすめのデリバリーサービスについて、総合型のサービスや人気チェーン店が独自に行っているサービスなど、あらゆるサービスをジャンルごとに紹介しました。それぞれメリット、デメリットがあるので、シチュエーションや金額などに合わせて賢くチョイスすれば、お得に利用することができます。
おなじみのお店も人気のお店も手軽に自宅やオフィスなどで楽しめるデリバリー。今回の記事を参考に、デリバリーをぜひ利用してみてください。